特定技能「宿泊」人材を採用する際、採用担当者が直面するのが「日本国内にいる人材(国内組)」と「海外から呼び寄せる人材(海外組)」のどちらを選ぶべきかという選択です。結論から言えば、自社の「採用の緊急度」と「育成方針」によって狙うべきターゲットは異なります。
【国内組】メリットは「スピード」、課題は「定着率」
最大の強みは就業までの早さです。すでに日本に在留しているため、内定から1〜2ヶ月での稼働が可能。
日本の生活習慣にも慣れており、すぐに現場に馴染みます。一方で、SNS等で他社の求人情報に触れやすいため、給与や待遇面でより良い条件があれば転職されやすいというリスクがあります。
【海外組】メリットは「定着率」、課題は「時間」
現地の面接からビザ取得、入国までに4〜6ヶ月を要し、来日当初は生活立ち上げのサポートも必要です。
しかし、「日本で働く」という目的意識が強いためモチベーションが高く、一度定着すれば長く自社のコア人材として活躍してくれる傾向にあります。
「繁忙期に向けて今すぐ人が欲しい」なら国内組、「半年後を見据えて長く働く人材をじっくり育てたい」なら海外組。
それぞれの特性を理解し、両者を組み合わせた採用戦略を描くことが、これからの宿泊業には求められています。
